戦前ブルース音源㊙研究所

戦前ブルース音源研究所は主に米国戦前SP盤レコードを中心とした音楽史に関する多角的な検証を行う機関です。

当時の流通楽器、音程基準、弦、録音環境、録音スタジオ、録音機材、マイク、電力、SP盤レコードからの情報分析、演奏楽器の分析、演奏音程の聴き取り、録音時の回転速度分析、音質解析及び修正、音源復元、ギター弦の復刻制作、130年前のギターカポ復刻、Blind Blakeのブーツ復刻、流布されたフェイク写真分析、ストーリーの収集及び分析など・・・戦前ブルース音源研究所のホームページ運営を約10年間続けて来ました。

2021年10月より情報を非公開とし残念ながらホームページを閉鎖しました。

研究所活動の本丸とも言うべきSP盤レコードの正しい再生速度解明、真相を究明しリアルな演奏に戻すためには音源の入手に加えて、音感や戻し技術など特異的な技能が必要です。

復元を目的としたこの検証を行っている機関が戦前ブルース音源研究所です。

ネット上での音源の取り扱いに於いては社会が成熟されておらず、動画投稿サイトのような企業の規範が国際ルールとして影響力を持つことにも危機感を感じています。

これらを利用する民衆による稚拙な呟き書き込みなどが当研究所に対しても起こり、10年に渡り全て無料で情報公開してきたホームページを閉鎖する判断をしました。

音楽業界が抱えている問題認識不足や音認識の優劣(聴覚脳の差)、検証修復作業の諸事情など不特定多数に対しての情報公開はかえって研究の遅延に繋がると判断しました。

よってこれまでの記事を含めた分析結果や新発見などの貴重な情報を伏せ、再現された音源は闇音源として研究所仲間と楽しむ事としました。

戦前ブルース音源研究所が培った十数年に及ぶ検証結果は代表である菊地明と近しい研究所所員の判断により、一般公開共有するか 闇に葬むるか が決定されます。

基礎となる時代の音楽の間違った再生が一世紀に渡り気付かれず販売され続けている事を懸案し、問題提議し続けてきた15年という歳月は音楽ファンや販売メーカーにとって気付きと行動を起こすチャンスであった15年でした。

活動を停止すれば音楽史のミスは訂正されることなく、間違った滑稽な音楽を聴き学ぶという有るまじき歴史を継続することになると危惧しています。

黒人ルーツミュージックに限らず、修正された白人アーティストによるカントリーやヒルビリー、ゴスペルといった同年代の音源も、見事なまでの表現力・臨場感、優れた歌唱力や演奏表現が蘇っています。

これまで研究所ストアーの利用などたくさんの応援を下さった皆様には集大成となる研究成果を是非感じて欲しいと願っております。

ご一緒に本当の演奏や唄声を堪能しましょう!  闇音源 

 戦前ブルース音源研究所